スパルタパパと子供達のテニス日記

2010年生まれの息子と、2012年生まれの娘を持つお父さんです。自分の独りよがりの奮闘を将来懐かしむために記録に残しておこうと思いました。子供達のテニスの成長日記にしていきたいと思います。

子供は生き物です

アメリカでの夏休み、子供達は6月末から夏休みです。テニスのサマーキャンプに行かせるか、ESLのサマーキャンプに行かせるか悩みましたが、語学力向上のほうが大事だと妻と一致し、ESLサマーキャンプに行かせました。そのため、テニスは仕事後にほぼ毎日、私が教えることになりました...(こっちの夏は8時くらいまで明るいです)今まで週末に教えていただけなのが、毎日、教えるようになり色々と見えてくるものがありました。

毎日家族練ができることの一番のメリットは、子供たちの課題の練習ができることと、スキルの成長具合に合わせて練習メニューを組めることです。日本でもアメリカでもスクールに預けるだけでは、生徒一人一人に合ったメニューなど組めるはずもありません。毎日プライベートレッスンでは破産します。正直、親がそこそこテニスを知っていて、子供に情熱を注ぐことができ、本人のやる気があれば、または、本人のやる気とお金があれば、誰でも強くなるのではないかと思ってしまいます。この辺りが個人競技の所以なのかなと思います。うちの息子も8歳の中では、こっちでそれなりのポジションにいそうですので、今のところ順調に育っているのだろうと思います。

ただ、デメリットも大きいです。毎日見ていてるだけに、子供の成長曲線を私が納得できない事です。例えば、昨日出来たことが、今日は出来ない。先週ずっと出来ていたことが、今週になったらできなくなる。私としてみたら『なぜ??』となってしまいます。というかそれの繰り返しが続くので、だんだん私のストレスが溜まっていきます。『やる気がないのか?』と思ってしまったりして、厳しく子供に当たってしまいます。この1か月半、それがどんどんエスカレートして、私がバーンアウト気味になってしまいました。当然、子供も怒られてばかりなのでテニスコートに行くのも嫌に...

 

子供はゲームのキャラクターではないですよね。レベルアップすれば強くなるわけではなく、練習前に遊び過ぎたら、動きは悪くなるし、疲れがたまっていたら集中力が切れて動き出しが悪くなるし、天候に左右されて動きは悪くなるし。ちょっとのバランスの崩れで、テニスは大きく崩れます。それに気づかずに私の怒りも沸点に、子供のやる気は絶対零度に最悪な状況になってしまいました。

 

色々と関わりのある方々からアドバイスを頂き、ようやく私の精神状態も穏やかに、子供のやる気も上がってきて持ち直してきました。3週間前には子供はコートに立つとお腹が痛くなっていました。すべて私のせいです。本当に反省中です。この気持ちを忘れないように、ここに書き留めさせてもらいました。回り道をしてしまったけど、子供には申し訳ないことをしたけど、良い勉強ができました。昔のように厳しいけど楽しいように子供と関わっていかなくてはいけないなと思っています。

駄文にお付き合いいただきありがとうございました。