ここ2ヶ月息子はUSTAのレベル6の大会にチャレンジしていますが、ほとんど勝てません。アメリカでのイエローボールの試合は2勝6敗です。グリーンボールの試合に出ていた頃のパフォーマンスで試合をすれば、6敗のうちの半分は勝てそうなものです。優勝が出来そうな大会もありました。一体何が起きているのか、
・相手が大きくなってビビった?
・イエローボールに順応できていない?
・純粋に相手が強い?
・?????
色々と考えましたが、良くわかりません。そもそも、とても動きが悪くなったという印象もあり、アンフォースとエラーが異様に多くなりました。息子と話し合っても良くわからない。息子には毎度のこと、相手が強かったら勝てない、負けても仕方が無いから、練習通りのパフォーマンスを目指して、次の課題を見つけようと言って送り出しているのですが、練習のパフォーマンスからはほど遠すぎる...
ということで、息子が負けたくない相手のMy wifeと家族練習の最後に毎回マッチ練をしてもらって、よく観察することにしました。3回、4回と観察していてわかったことがあります。そもそも練習(乱打)と同じくらいのスイングスピードが出ていない、よってアウト連発、スイングスピードが遅いのにつられてフットワークまで遅くなる。気づいてから再度家族ミーティングです。
私「なんでそんなにスィングスピードが遅いんだ」
息子「負けたくないから...」
私「それじゃあ、逆に勝てないぞ!!」
息子「...」
私「負けてもOKって試合に出してるけど、結局負けたくない気持ちが強いのか?」
息子「そりゃ、そうでしょう」
私「...」
息子は機械では無いですね。そりゃ負けたくない。私の導き方が非常に良くなかったと大いに反省しました。で、
私「負けたくないんじゃ無くて、勝ちたかったらラケット振らないと駄目だ、振れば全部入る。勝ちたいテニスと負けたくないテニスは全然違うぞ」
その後の今日のMy wifeとのマッチ練、ラケットがしっかり振れたせいでミスが激減、球もよう落ちる...し、よう跳ねる。スコアは妻が頑張ったので6-3でしたが、内容はとても良かったです。これで勝ち方がわかったかな?次の試合に期待が少しは持てそうですが、エントリーリストを見ると過去に負けた相手がずらり...
今回、親のエゴ?表現が難しいですが、子供の気持ちをわかってあげられてなかったなと、大いに反省です。パパコーチ大いに反省です。無駄に怒ってしまったりもしたので、これも良くなかったな。子供が素直に言える環境も整えられてなかったし、大反省。勝ちたいテニスと負けたくないテニス、私も大いに勉強になりました。