スパルタパパと子供達のテニス日記

2010年生まれの息子と、2012年生まれの娘を持つお父さんです。自分の独りよがりの奮闘を将来懐かしむために記録に残しておこうと思いました。子供達のテニスの成長日記にしていきたいと思います。

アメリカの大学へテニスで行きたい

ウチの長男、長女はテニスでアメリカの大学に行きたいと思っています。

長男君はUC berkrey

長女君はUniversity of North Carolina

どちらもテニスの強豪校ですし、頭も必要...

 

で、テニスでアメリカの大学に入るのに1番重要なのは

UTR

ということで、男子で必要なレベルを色々と調べてみました。

とりあえず、Div 3

UTR10.5あれば、良い大学(ivyリーグは除きます)に行けるでしょう(コーチとの相性もありますが)。

では、UTR10.5とは、どれくらいのレベルなのか???

アメリカジュニアのレベルで言えば、U16のセクショナルのトップ10に入っていれば、このレベル。U14でもUTR10.5オーバーは結構います。日本でもおそらく有名な、左右ともにフォアハンドで有名な、Teodor君もUTR10.5オーバーです。

では日本のレベルに合わせるとどうなのか?ITFランキングとか、UTRとか調べてもやっぱり、UTR対象大会が少ないことや、ITFジュニアにチャレンジしているジュニアが限られることを考えると、中々精度のある回答はない気がしますが、概ねU16の関東の県(埼玉、神奈川、千葉)のトップ3くらいではないでしょうか?

ちなみにDiv 3はいわゆるテニスのスカラシップはありませんが、メリットスカラシップという制度があって、勉強、文学、美術等にアドバンテージのある子支給されるスカラシップも有り、テニスで行く子もこれが適用されて、結局50%程度の奨学金をもらえるケースもあります。

続いて、Div 1

トップクラスの大学で50%スカラシップをもらうには、UTR13が必要とのことです。(ちなみに基本はマックス50%スカラシップです。)ではUTR13がどれだけ大変か...

簡単に言えばITFジュニアランキング50位以内のレベルがUTR13になります。日本人プロでUTR13に届いていない選手もいっぱいいます。

早○田卒業の白○光プロがUTR13.5くらい、

全豪オープンジュニア優勝した坂○怜選手もUTR13.5くらいになります。

 

これを考えると、高校選抜で優勝して全米オープンジュニアのワイルドカードをもらっても、中々初戦突破が難しいのが理解できるかもしれません。おそらく、普通に考えて日本の高校テニスのトップがUTR11.5くらいと推定されます。

日本のジュニアはU12では本当に強いのに、何故皆さん伸び悩むんですかね?ここは本当に疑問で、オムニのせいにしたり、試合のシステムのせいにしたり、フィジカルのせいにしたり、理由は色々とあるのかもしれませんが、テニスをする子供の親なら皆何でだろうと考えるところですよね???

ちなみにアメリカでUSTAの大会に出ていると、

UTR11に届いたら、U18のNational L3以上に出場しないと、中々そこからUTRを上げていくのは難しいようです。このレベルのU14の選手でも同様で、大人の大会出たり、U18の大会に出ています。

UTR12に届いたら、ITFジュニアに積極的に参加していかないと、UTR13を目指すのは難しそうです。これにはお金が本当にかかります...奨学金欲しくてテニスで大学行かせたいのに、逆にその過程でものすごいお金がかかるという...まぁ、このレベルに到達できるのはほんの一握りかとは思いますが。

ちなみに長男君は今13歳で、UTR8.5ー9.0。伸び悩まなければ2年後にUTR10.5-11.0は全然可能なレベルだけど...伸び悩むのかな!?到達したらうれしいけど、ITFジュニアに出さしてあげる余裕無いなぁ...強くなって欲しいけど

エクストリームウエスタン?ウエスタン?セミウエスタン?

ご無沙汰しています。前回の投稿から90日も経ってしまっていたようです。仕事が忙しくて...

 

さて、今回はグリップについて考えてみたいと思います。実は私の子供たちは色々とグリップの変遷があります。

 

娘の場合

エクストリームウエスタン → フルウエスタングリップ

息子の場合

セミエスタン → ウエスタン → セミエスタン

 

今回、息子は3ヶ月前くらいからグリップをセミエスタンにしました。島袋選手の動画を見て、かっこいいと思ったからなのか、勝手に変えていて、気づくのに1週間くらいかかりました。

おいおい、振り方違うんだから,変えたらすぐ教えてくれよと、一言

 

気づいた点、とにかくボールが速くなる。全然違いますね。

ライジングがしやすい。面が作りやすいもんね。

キープラリーが短くなる。そんな球ずっと打てないよね。

 

今までと全く違うテニス...でも何か強くなれそうな感じが再び...

先週末U12ナショナルランキング1位の子とマッチ練しましたが、なんと勝ってしまいました。1つ下ですがストレート勝ち。その後10ポイントタイブレーク勝負を挑まれましたが、それも全部勝ちました。

UTRがこれから上がっていきそうな予感😍

 

なんか、今までミスするな!、キープラリーだ!見たいな教え方していましたが、なんか全く違う...

ミスもたくさんするけど、相手も凄いミスをするし,ウィナーも異常なほど多い。

テニスは確率論ですから、こういう感覚で勝つこともできるんだなと、良い勉強になりました。

最近娘は、この球を全く返せずラリーできず、私もセミエスタンにした方が良いのかな、と迷走中!合わないからやめときな、と言っておきました。

フェデラー、ディミトロフ、島袋将選手あたりの動画を見漁って、よりよくなるように頑張ってもらいます。

ストレッチとマッサージの重要性

息子はしばらく膝の痛みに苦しんでいました。

オスグットから始まって、もう1年以上経ちます。息子の特徴であるフットワークの良さは影を潜め、激しい打ち合いから大きく切り替えされると、痛みで顔がゆがむ。

試合に出ないなら、出ないで良いのだが、本人は何故か試合に出たがる。

病院にも連れて行って、オスグットの後の診断はジャンパー膝...

使いすぎと言うことだが、毎日多くて2時間の練習、ストレッチは毎日やっていた。何故ジャンパー膝になるんだ!?ふり回しなどしてないし、そんなに負荷はかかっていないはずだが。

8歳から毎日日課のストレッチは怪我するたびに、メニューは増えていき、今では30分では終わらない...そして一番の問題は、これだけストレッチをやり続けていたにも関わらず、おっさんの私よりも硬い。

どうも息子は自分でつらいことを追い込むことができないようだ...アスリートに向いていないな...

あまりにも良くならないので、凄腕の日本人のマッサージ師のところに連れて行った...

激痛で顔が歪む息子...

1時間半のつもりで連れて行ったが、2時間半近く施術してくれた。

息子も終わった後に、心なしか痛みが和らいだと行っている...

とりあえず、息子が痛がっていた部位を覚えて、それから私が毎日マッサージした...

なんと

なんと

1週間で膝の痛みが引いたそうな...

息子は私のマッサージでは、痛みで泣きながら悲鳴を上げていた...

しかし、体の柔らかさも、もはや私よりも柔らかい...1週間で...

5年間やり続けていたストレッチはなんだったんだろう。やはりストレッチも親の目が必要なのか...

最近では、マッサージしてくれと私にお願いしてくる。仕事が忙しく毎日できないが、身体の状態に良いと理解した息子は、毎晩やってくれと懇願してくる。

もっと前に気づいてやるべきだった。

これからテニスの調子も上がってくるかなと期待したいが...膝の痛みが引いてから、テニスは絶不調。コートにボールが入らないそうな...

こっちの調整も必要だな...

何時になったら私の手を離れるのだろうか。思春期のはずなんだが。

競技テニス人口を比較して

こんばんは。

最近日本のジュニアテニス競技人口の減少が叫ばれている気がします。私も関東ジュニアのランキングを見て、衝撃を受けています。各県男子で100人程度しかいない...

 

私たちは北カリフォルニアにいるので、少し比較してみました

北カリフォルニアの人口1500万人(2009 Wiki)...大体東京くらいでしょうか?

北カリフォルニアの面積...日本の半分くらいでしょうか!?ザックリです

 

U12女子のランキング人数

北カリフォルニア275人

東京148人(USTAは13歳になる直前までU12なのでU13も含んでいます。純粋にU12だと93人)

かなりの差を感じますが、北カリフォルニアでもドロー自体は32ドローがフルにならないことがあります。

 

U14男子のランキング人数

北カリフォルニア558人

東京438人(同様にU15も含んでいます。純粋にU14だと308人)

 

どう思いますか?この差?ちなみにU14は32ドローに対して100人くらいがエントリーしているイメージです。

面積も考慮すると、我々は関東公認の大会に出るために東京から青森に行ったりしている感じなのです。車で...たまに...

 

日本よりは少なくとも競争は激しいことが分かりますよね。いつも同じ人と対戦とはならないですし。

ただ、やはりテニスの目的が違いますよね。やはり大学にテニスで行く。これに尽きると思います。我々もそう。ん、親はそう。

特に女子はある程度のレベルでフルスカラシップで行けてしまったりしますので、これを活かさない手はありません。関東ジュニア1つ勝つ実力あれば、間違いないですね。全国1回戦負けでも、div1も全然可能。

 

少し前に、Nativeに聞いたのですが、

アメリカの大学でDiv1の女子テニスの募集人数より、USTAに登録されている卒業する女子プレーヤーの人数の方が少ないんだとか.。だから留学生をたくさん取るのでしょうね。そして大学も多様性を求めていますので、留学生を求めています。

何か日本と違いますよね。

ウチの娘は、続けていれば問題ないと思っていまして、テニス一択+最低限の勉強ですね~

問題は男子、男子は本当に大変...ウチの息子はどうなるのか!?

 

 

 

テニスでの怪我

この時期、日本では全小とか全中とか全日本ジュニアとか、SNSでかなりの投稿数を拝見して、かなり寂しい気分でいっぱいになっています。うちの子、日本にいたらどのくらいなんだろうなぁ・・・とドロー表と結果を見て、知っている子たちの名前を追いかけています。

 

そんな寂しい気分に追い打ちをかけるように、長男はオスグットでは無いところで、膝痛が発症...サーブの着地で痛いんだとか...

娘は肘痛...

 

あれだけマッサージして、ストレッチして、なぜ...まぁ、でも筋肉は硬いですね。凄い収縮してる感じ。まぁ、子供は痛みが出ないとちゃんとストレッチやらないですよねぇ...

ということで、練習で教えるモチベーションが上がらない私です。

仕事も忙しいし...

ここからの2年間、めっちゃ大事なのに...何でこんなにやる気が出ないんだろう...

 

とりあえず今週末試合だけど、出ていいのかな!?

 

前回同様、愚痴投稿でした。駄文にお付き合い頂きありがとうございます。

アメリカでのU14

ウチの長男、もうすぐUSTAでU14のカテゴリーになります。USTAでは13歳になる月にAge Outします。ですので、13歳になったばかりの子から、15歳になる直前までがU14になります。日本と全然システムが違う!アメリカ人の15歳直前、もはや大人...うちの子、ようやく成長期突入して成長していますが、いや、違う...サーブ、ストローク...これジュニアじゃ無いよねぇ...と思います。

サーブも...私の経験上、180km/hは出てそうだなぁ、と思う子が結構います。それもトップレベルで無くても...

サーブとリターンの強化が必須です。

と、U14でまさか思うとは思いませんでした。私がイメージしていたU14と違う...

1年は修行期間です...

この2年で、UTR1.5ずつ上げられたら、現状のポジションをキープできるでしょう...

難しいなぁ

だって、この期間、外人凄い大きくなるんですもの...

日本人が、U12以降、徐々に埋もれていくのを身をもって体験できそうです...

 

今回の内容は愚痴です...

 

お付き合い頂ありがとうございました。

UTRの不思議

連続投稿となります。

みなさん、UTRご存じですよね。かなり日本でもメジャーになりました。

関東公認大会でも採用されれば、日本でもかなり精度が上がってくるのにと思いながら、指をくわえてみていますが、ここアメリカでも感じたことがあったので、書き記したいと思います。

 

それは、UTRはユニバーサルな指標としていながら、U12とU14以降のUTRにはかなりの誤差があったと言うことです。

 

これはおそらくテニスの質の問題なんだと思いますが、U12のみ出場していて、そこそこUTRが高い子たちが、U12を卒業して苦労するケースが目立ちます。だいたいUTR7をU12で超えて、U14にチャレンジするとUTR6.5とかに負けてしまうケースが多々見られます。本当に強い子には関係なさそうですが、UTR8.5あった子もエイジアウトしてU14のみに出場してから、一時期UTR8.0まで落ちていました。同じUTRでもU14のスピードと球の重さに対応できないんだと思います。

逆に、ウチの息子は中々UTRが伸び悩んでおりますが、

U14やU16に挑戦しているからなのかなぁ、

と思ってきたりもしています。逆にU12のナショナル出たときには、同じくらいのUTRの子たちに楽勝が続いたりもしたので...

 

なんだかんだ、U12はお祭り(勉強的な時間の制約も少ないので)、U14以降が本当の勝負なのかなと思っています。うちの子はエイジアウトしてから本当にUTRが下がらずに行くのか?本件の続報は1年後くらいでしょうか。