スパルタパパと子供達のテニス日記

2010年生まれの息子と、2012年生まれの娘を持つお父さんです。自分の独りよがりの奮闘を将来懐かしむために記録に残しておこうと思いました。子供達のテニスの成長日記にしていきたいと思います。

アメリカのジュニアテニスの大会(USTA)

アメリカのペンシルバニア州に住み始めて9か月になります。こちらでのジュニアテニス大会に関してわかってきたことを紹介します。アメリカのテニスの大会はご存じかもしれませんが、基本USTA(United States Tennis Association)によって統括されています。大人の大会も子供の大会もです。一部それとは異なる組織もありますが、USTAがアメリカのテニスを仕切っていると言っても過言ではないでしょう。日本では、初心者ジュニアはまずはすくすくのっぽ君カップ、続いてJOPで管理されてるオープンジュニア大会(優勝者はトーマスカップ出場権)、そこから関東地方であればグレード4Cの大会に出始めて、最終的に全日本ジュニアを目指すことになるかと思います。USTAでは各Sectionに分かれて運営されています。私が住んでいる地域ではMiddle StateというSectionに分類されます。そこからまずオレンジボールの大会(U10 オレンジボール大会)に出て、課されている課題(大会出場数と優勝回数でポイント加算されて基準以上になるとクリア)をクリアするとグリーンボールの大会に出れるようになります。グリーンボールの大会もU10 レベル8 グリーンボール大会に出て、課されている課題をクリアしなければなりません。それをクリアしてようやくランキングのためのポイントが付く大会に出れるようになります。ポイントが付く大会もU12 レベル7 グリーンボール大会、U12 レベル6(ここからイエローボールの大会になります)、レベル5、レベル3、レベル1といった具合に分かれます。今まで出場した感じから日本の大会と比較すると、オレンジボールの大会とU10のグリーンボールの大会はすくすくのっぽくんカップと同じくらいかと思います。レベル7のグリーンボール大会は大会によってレベルがまちまちで、すくすくのっぽくんカップ上位者からJOPのU10オープンジュニア大会レベルといった感じです。レベル6以降はまだ未出場ですが、話を聞いたり周りの子達の結果から推察すると、レベル6はJOP U12オープンジュニア大会の2‐3回戦レベルくらい、レベル5が関東のグレード大会、レベル3が関東大会、レベル1は全国大会といった感じと思われます。

私の息子はテニススクールのコーチがUSTAの事務方に掛け合ってくれて、オレンジボール大会は免除になりました。グリーンボールの大会は3大会出て2回優勝してクリアしました。現在U12のレベル7に出て常に優勝狙えそうな感じですが、実際優勝は1回だけです。レベル7の大会は草大会のように色々なスクールやテニスクラブや公園で開催されるドロー数も少ない大会なので、運が良ければ優勝できてしまいます。身長が高ければレベル6にチャレンジさせたいのですが、現在128cm(もうすぐ9歳)でイエローボールはちょっと厳しい。でもそろそろ挑戦させていきたいなと考えています。日本に帰る前にはレベル5で戦えるようにしておかないと関東グレード大会で戦えるレベルになっていないと思うのでプレッシャーです。

このシステムのよい所は、とにかく一元管理されていることですね。アメリカでテニスをしているジュニアが一元的にランキングされます。ちなみにMiddle StateのU12でランキングされている人数はおよそ300人です。多いのか少ないのか??おおよそ東京のU12でランキングされている人数と同じくらいになります。

レベルで比較すると日本人のテニスとは質が違うので、比較が難しいですね。12歳で十分もうでかいから球は速い、サーブも速い、でもフォームはいまいちですね。そして良くボレーします。テニスとして未完成甚だしいですが、強いです。

 

色々と駄文になりましたが、もしUSTAの大会に日本から参加される場合は参考にしてみてください。