スパルタパパと子供達のテニス日記

2010年生まれの息子と、2012年生まれの娘を持つお父さんです。自分の独りよがりの奮闘を将来懐かしむために記録に残しておこうと思いました。子供達のテニスの成長日記にしていきたいと思います。

テニス成長速度

息子は先週の金曜日に、同じ生年月日の中国系アメリカンの子とマッチ練習を行いました。彼は、我々がアメリカに来た頃(1年3ヶ月前)はまだオレンジボールから上がったばかりで、スクールでのポイント練などでは、全く相手にならなかったのですが、この1年でメキメキ上達し、今年の夏前には、USTAのとある大会(グリーンボール大会)の決勝で息子は負けてしまいました。昨年の冬などは毎週末一緒に練習していたのですが、それ以降、息子は彼とはあまり練習したがらなくなりました。ライバルとして強く意識した結果なのか、イエローボールでの練習だと、まだまだ息子の方が強かったので、そこでは負けたくないという意識の表れなのか、自然と遠ざかってしまいました。彼の凄いところは、その成長速度だけでは無く、テニスの進化がもの凄いです。最初に出会った頃は、ただただ必死につないで、相手のミスを待っているテニスでした。それでいてフットワークも今いちだったので、初めて大会で試合したときは息子が一方的に攻める展開の中で、息子の勝利でした。しかし冬に一緒に練習する中で、攻撃もしなければいけないと本人が思ったのか、親が攻撃的にならないとポテンシャルを感じないと考えたのか、オフェンスも出来るようになっていきました。その中で対戦し、息子が決勝で負けた大会では、ディフェンスがしっかりしている中で、オフェンスもしてくる、本当に隙の無いテニスでした。息子もこんなはずじゃ無いと思いながらテニスをしているのが見てわかりました。攻撃してもボールが返ってくる。ちょっと緩むと反撃されてやられてしまう。当時一方的な攻撃力のみで勝ち上がっていた息子にとっては、メンタルも崩れ、どう点を取って良いのかもわからなくなってしまいました。それから彼らとの距離が離れてしましたが、11月になってから、通っているテニススクールのコーチから、「定期的にこの二人はマッチ練をするべきだ」と連絡を受け、私はやってほしい、でも息子はやりたくないと言う中で、なんとか機会を作ることができました。そのマッチ練の動画を撮りましたので、気になる方は見てみて下さい。良いポイントをピックアップした動画です。(息子は白シャツの子です)

https://youtu.be/DhaFVlB_Rgk

実際に試合を見ていると、その子は益々攻守のバランスが良い中で、攻撃力も上がっていて、イエローボールも8月から初めたばかりなので3ヶ月しか練習していない中で、しっかり対応していて、本当に凄かったです。息子も必死にやってはいましたが、やはりミスを先にしてしまい、結果は2時間で3セットマッチは終わらず時間切れでしたが、負け同然のスコアとなりました。ただ、息子も色々と気づいた事があったようで、次のマッチ練をスケジュールすることを嫌がりませんでした。きっと上手くいけば、本人が気持ちもテニスもゲーム性も成長できるのではと思っています。

で、色々とだらだら書いてしまいましたが、その子の凄いところは、とにかく勝ちに対する執着心です。その分、ジャッジが微妙なのも多いのですが(だから息子は嫌だとのことでした)、とにかく1ポイントも与えたくないという気持ちが凄い中で、向上心が半端ないです。テニスだけでなくスポーツで成功するための必須スキルとしてこの気持ちが大事なのだろうと痛感しました。全く息子に無い性格...彼に負け続けてもう負けたくないという気持ちが芽生えると良いな。と思う親父の独り言でした。出来れば帰国までに追い抜いて勝ってほしいな...